古典 《冬の賀の歌 霊力》 冬 内侍のかみの右大将ふちはらの朝臣の四十賀しける時に、四季のゑかけるうしろの屏風にかきたりけるうた そせい法し しらゆきのふりしくときはみよしののやましたかせにはなそちりける (363) 白雪の降り敷く時はみ吉野の山下風に花ぞ散りける 「... 2023.04.13 古典
古典 《秋の賀の歌 その三 定国の不変》 秋 内侍のかみの右大将ふちはらの朝臣の四十賀しける時に、四季のゑかけるうしろの屏風にかきたりけるうた そせい法し あきくれといろもかはらぬときはやまよそのもみちをかせそかしける (362) 秋来れど色も変はらぬ常磐山余所の紅葉を風ぞ貸しけ... 2023.04.12 古典
古典 《秋の賀の歌 その二 定国の栄耀》 秋 内侍のかみの右大将ふちはらの朝臣の四十賀しける時に、四季のゑかけるうしろの屏風にかきたりけるうた そせい法し ちとりなくさほのかはきりたちぬらしやまのこのはもいろまさりゆく (361) 千鳥鳴く佐保の川霧立ちぬらし山の木の葉も色勝り行... 2023.04.11 古典