2022-12

古典

《鏡の池》

おほさはの池のかたにきくうゑたるをよめる とものり ひともととおもひしきくをおほさはのいけのそこにもたれかうゑけむ (275) 一本と思ひし菊を大沢の池の底にも誰か植ゑけむ 「大沢の池の所に菊が植えてあるのを詠んだ  友則...
古典

《優雅な遊び》

菊の花のもとにて人の人まてるかたをよめる  とものり はなみつつひとまつときはしろたへのそてかとのみそあやまたれける (274) 花見つつ人待つ時は白妙の袖かとのみぞ過たれける 「菊の花の傍らで人が待っている姿を詠んだ  ...
古典

《州浜の幻想》

仙宮に菊をわけて人のいたれるかたをよめる  素性法師 ぬれてほすやまちのきくのつゆのまにいつかちとせをわれはへにけむ (273) 濡れて干す山路の菊の露の間にいつか千年を我は経にけむ 「仙人の住む所へ菊を分けて人が到る姿を...
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