古典

《靡く女郎花》

朱雀院のをみなへしあはせによみてたてまつりける 時平 左のおほいまうちきみ をみなへしあきののかせにうちなひきこころひとつをたれによすらむ (230) 女郎花秋の野風にうち靡き心一つを誰に寄すらむ 「朱雀院の女郎花合わせに...
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第二百十六段  時頼の質素な暮らし

 最明寺入道、鶴岡の社参の次(ついで)に、足利左馬入道の許へ、先づ使を遣して、立ち入られたりけるに、あるじまうけられたりける様、一献にうち鮑、二献にえび、三献にかいもちひにてやみぬ。その座には亭主夫婦、隆弁(りうべん)僧正、あるじ方の人にて...
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《罪な花》

題しらす をののよし木 をみなへしおほかるのへにやとりせはあやなくあたのなをやたちなむ (229) 女郎花多かる野辺に宿りせば文無くあだの名をや立ちなむ 「題しらす  小野美材 女郎花が多く咲いている野辺にもし宿りをした...
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