古典

《女郎花のあだっぽさ》

僧正遍昭かもとにならへまかりける時に、をとこ山にてをみなへしを見てよめる  ふるのいまみち をみなへしうしとみつつそゆきすくるをとこやまにしたてりとおもへは (227) 女郎花憂しと見つつぞ行き過ぐる男山にし立てりと思へば ...
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第二百十三段  故実の融通性

 御前の火炉に火を置く時は、火箸してはさむ事なし。土器より、直ちに移すべし。されば、転び落ちぬやうに、心得て炭を積むべきなり。八幡の御幸に供奉の人、浄衣を着て、手にて炭をさされければ、ある有職の人、「白き物を着たる日は火箸をもちゐる、くるし...
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《女性らしい花》

題しらす 僧正へんせう なにめててをれるはかりそをみなへしわれおちにきとひとにかたるな (226) 名に愛でて折れるばかりぞ女郎花我堕ちにきと人に語るな 「名前に惹かれて折っただけだよ、女郎花。私が堕落したと人に語るな。」...
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