2023-04

古典

《一人待つ身》

題しらす よみ人しらす すかるなくあきのはきはらあさたちてたひゆくひとをいつとかまたむ (366) すがる鳴く秋の萩原朝立ちて旅行く人をいつとか待たむ 「似我蜂が鳴く秋の萩原を朝発って旅に行く人をいつ帰るのと待つのだろうか。」 「(いつと)...
古典

《別れの挨拶》

古今集 巻八:離別 題しらす 在原行平朝臣 たちわかれいなはのやまのみねにおふるまつとしきかはいまかへりこむ (365) 立ち別れいなばの山の峰に生ふるまつとし聞かば今帰り来む 「題しらす 在原行平朝臣 別れて行く因幡の山の峰に生えている松...
古典

《藤原氏の繁栄を祝う》

春宮のむまれたまへりける時にまゐりてよめる 典侍藤原よるかの朝臣 みねたかきかすかのやまにいつるひはくもるときなくてらすへらなり (364) 峰高き春日の山に出づる日は曇る時無く照らすべらなり 「皇太子がお生まれになった時に参って詠んだ  ...