2023-04

古典

《秋の賀の歌 その一 定国の威風》

秋 内侍のかみの右大将ふちはらの朝臣の四十賀しける時に、四季のゑかけるうしろの屏風にかきたりけるうた  そせい法し すみのえのまつをあきかせふくからにこゑうちそふるおきつしらなみ (360) 住の江の松を秋風吹くからに声うち添ふる沖つ白浪 ...
古典

《夏の賀の歌 美声》

夏 内侍のかみの右大将ふちはらの朝臣の四十賀しける時に、四季のゑかけるうしろの屏風にかきたりけるうた  そせい法し めつらしきこゑならなくにほとときすここらのとしをあかすもあるかな (359) 珍しき声ならなくに郭公ここらの年を飽かずもある...
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《春の賀の歌 その二》

内侍のかみの右大将ふちはらの朝臣の四十賀しける時に、四季のゑかけるうしろの屏風にかきたりけるうた  そせい法し やまたかみくもゐにみゆるさくらはなこころのゆきてをらぬひそなき (358) 山高み雲居に見ゆる桜花心の行きて折らぬ日ぞ無き 「内...