2023-04

古典

《春の賀の歌 その一》

内侍のかみの右大将ふちはらの朝臣の四十賀しける時に、四季のゑかけるうしろの屏風にかきたりけるうた  そせい法し かすかのにわかなつみつつよろつよをいはふこころはかみそしるらむ (357) 春日野に若菜摘みつつ万世を祝ふ心は神ぞ知るらむ 「内...
古典

《父に贈る娘の歌》

よしみねのつねなりかよそちの賀にむすめにかはりてよみ侍りける そせい法し よろつよをまつにそきみをいはひつるちとせのかけにすまむとおもへは (356) 万世をまつにぞ君を祝ひつる千年の蔭に住まむと思へば 良峯経也の四十路の賀に娘に代わって詠...
古典

《鶴亀よりも》

藤原三善か六十賀によみける  在原しけはる/この歌は、ある人、在原のときはるかともいふ つるかめもちとせののちはしらなくにあかぬこころにまかせはててむ (355) 鶴亀も千年の後は知らなくに飽かぬ心に任せ果ててむ 「藤原三善の六十賀に詠んだ...