古典 《雪の山里》 寛平御時きさいの宮の歌合のうた 壬生忠岑 しらゆきのふりてつもれるやまさとはすむひとさへやおもひきゆらむ (328) 白雪の降りて積もれる山里は住む人さへや思ひ消ゆらむ 「寛平御時后の宮の歌合の歌 壬生忠岑 白雪が降り積もっている山里は... 2023.03.03 古典
古典 《冬の孤独》 寛平御時きさいの宮の歌合のうた 壬生忠岑 みよしののやまのしらゆきふみわけていりにしひとのおとつれもせぬ (327) み吉野の山の白雪踏み分けて入りにし人の訪れもせぬ 「寛平御時后の宮の歌合の歌 壬生忠岑 吉野の山の白雪を踏み分けて山... 2023.03.02 古典
古典 《浦の雪》 寛平御時きさいの宮の歌合のうた ふちはらのおきかせ うらちかくふりくるゆきはしらなみのすゑのまつやまこすかとそみる (326) 浦近く降り来る雪は白浪の末の松山越すかとぞ見る 「寛平御時后の宮の歌合の歌 藤原興風 海辺近く降ってくる雪は、白... 2023.03.01 古典