2020-02

古典

作品の変更 ~『故郷』の取りやめ~

希望という考えが浮かんだので、わたしはどきっとした。たしか閏土が香炉と燭台を所望した時、わたしはあい変わらずの偶像崇拝だな、いつになったら忘れるつもりかと、心ひそかに彼のことを笑ったものだが、今わたしのいう希望も、やはり手製の偶像にすぎぬの...
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次の作品

次の作品をどうするか、ちょっと迷っています。当初の予定では、魯迅の『故郷』でした。中学三年生の教材の定番です。しかし、この作品は読むべき価値が見出せないのです。魯迅は文学史にも出てくる有名な作家です。ですから、当然この作品も名作に違いないと...
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最後の一文

勇者は、ひどく赤面した あたしは、前回の続きを発表した。「最後の「勇者は、ひどく赤面した。」ですが、メロスが赤面したのは、もちろん恥ずかしかったからです。だって、こんな可愛い娘さんから告白されたのですから、メロスは意外な展開に面食らってしま...