古典

漢詩から和歌へ

廿七日、かぜふきなみあらければふねいださず。これかれかしこくなげく。をとこたちのこころなぐさめに、からうたに「ひをのぞめばみやことほし」などいふなることのさまをききて、あるをんなのよめるうた、 「ひをだにもあまぐもちかくみるものをみやこへと...
古典

こころなぐさめ

廿七日、かぜふきなみあらければふねいださず。これかれかしこくなげく。をとこたちのこころなぐさめに、からうたに「ひをのぞめばみやことほし」などいふなることのさまをききて、あるをんなのよめるうた、 「ひをだにもあまぐもちかくみるものをみやこへと...
古典

和歌のあるべき姿

廿六日、まことにやあらむ、かいぞくおふといへばよなかばかりよりふねをいだしてこぎくる。みちにたむけするところあり、かぢとりしてぬさたいまつらするに、ぬさのひんがしへちればかぢとりのまうしたてまることは、「このぬさのちるかたにみふねすみやかに...