古典

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《晩秋の山田》

題しらす よみ人しらす ほにもいてぬやまたをもるとふちころもいなはのつゆにぬれぬひそなき (307) 穂にも出でぬ山田を守ると藤衣稲葉の露に濡れぬ日ぞ無き 「穂にも出ない山田を守ると藤衣は稲の葉の露に濡れない日が無い。」 ...
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《行く秋を悲しむ鳥》

是貞のみこの家の歌合のうた たたみね やまたもるあきのかりいほにおくつゆはいなおほせとりのなみたなりけり (306) 山田守る秋の仮庵に置く露は稲負鳥の涙なりけり 「是貞の親王の家の歌合の歌  忠岑 山田を守る秋の仮の小...
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《絵と歌の役割分担》

亭子院の御屏風のゑに、川わたらむとする人のもみちのちる木のもとにむまをひかへてたてるをよませたまひけれは、つかうまつりける みつね たちとまりみてをわたらむもみちははあめとふるともみつはまさらし (305) 立ち止まり見てを渡ら...
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