古典 第六段 その二 ~草の露のようにはかない~ ゆく先おほく、夜もふけにければ、鬼ある所ともしらで、神さへいといみじう鳴り、雨もいたう降りければ、あばらなる倉に、女をば奥におし入れて、男、弓、胡簗を負ひて戸口にをり、はや夜も明けなむと思ひつつゐたりけるに、鬼はや一口に食ひてけり。「あなや... 2019.05.07 古典
古典 第六段 その一 ~深窓の令嬢~ 昔、男ありけり。女のえ得まじかりけるを、年を経てよばひわたりけるを、からうじて盗みいでて、いと暗きに来けり。芥川といふ河を率ていきければ、草の上に置きたりける露を、「かれは何ぞ」となむ男に問ひける。ゆく先おほく、夜もふけにければ、鬼ある所と... 2019.05.06 古典
古典 活用形 ~質問に答えて~ 活用語(動詞・形容詞・形容動詞・助動詞のこと)には、次に来る語に従って語が6つの形に変化する。意味は同じで形が違う。それを活用と言う。(厳密に言うほどややこしくなるけれど、現代語なら普段普通に使っている。それを応用すればいい。) ... 2019.05.05 古典