古典 《堪えきれない思い》 題しらす 読人しらす あふさかのせきになかるるいはしみついはてこころにおもひこそすれ (537) 逢坂の関に流るる岩清水言はで心に思ひこそすれ 「逢坂の関に流れる石清水ではないが、言わないで心に思うのだが・・・。」 「逢坂の関に流るる岩清水... 2023.11.02 古典
古典 《特別な鶏》 題しらす 読人しらす あふさかのゆふつけとりもわかことくひとやこひしきねのみなくらむ (536) 逢坂の木綿付け鳥も我がごとく人や恋しき音のみ鳴くらむ 「逢坂の関の鶏も私のように人が恋しいのか。だから、声を上げて泣いてばかりいるだろう。」 ... 2023.11.01 古典