古典 《後悔と期待》 人の家なりけるきくの花をうつしうゑたりけるをよめる つらゆき さきそめしやとしかはれはきくのはないろさへにこそうつろひにけれ (280) 咲き初めし宿し替はれば菊の花色さへにこそ移ろひにけれ 「人の家にあった菊の花を移し植えてあったのを詠ん... 2023.01.06 古典
古典 《菊に託す思い》 仁和寺にきくのはなめしける時にうたそへてたてまつれとおほせられけれは、よみてたてまつりける 平さたふん あきをおきてときこそありけれきくのはなうつろふからにいろのまされは (279) 秋を置きて時こそ有りけれ菊の花うつろふからに色の勝れば ... 2023.01.05 古典
古典 《無理と本音》 これさたのみこの家の歌合のうた よみ人しらす いろかはるあきのきくをはひととせにふたたひにほふはなとこそみれ (278) 色変はる秋の菊をば一年に再び匂ふ花とこそ見れ 「是貞の親王の歌合の歌 詠み人知らず 色が変わる秋の菊を一年に再び色付... 2023.01.04 古典