古典 《七夕の嘆き》 おなし御時きさいの宮の歌合のうた 藤原おきかせ ちきりけむこころそつらきたなはたのとしにひとたひあふはあふかは (178) 契りけむ心ぞ辛き織女の年に一度逢ふは逢ふかは 「同じ御世に皇后温子様が催された歌合わせの歌 藤原興風 契ったとい... 2022.06.02 古典
古典 第百六十五段 鳥なき里の蝙蝠 吾妻の人の都の人に交り、都の人の吾妻に行きて身をたて、又、本寺本山を離れぬる顕密の僧、すべて我が俗にあらずして人に交れる、見ぐるし。 顕密:真言宗(密教)と他宗(顕教)。 「東国の人が都の人に交るとか、都の人が東国に行きて立身するとか、また... 2022.06.01 古典