古典 《梅の区切りの歌》 題しらす よみ人しらす ちりぬともかをたにのこせうめのはなこひしきときのおもひいてにせむ (48) 散りぬとも香だにを残せ梅花恋しき時の思い出にせむ だに:せめて・・・だけでも。 「散らずにいれば申し分ないが、散ってしまうとしても、せめて... 2021.08.03 古典
古典 第三十八段 万事価値無し ただし、しひて智をもとめ、賢を願ふ人のために言はば、知恵出でては偽あり、才能は煩悩の増長せるなり。伝へて聞き、学びて知るは、真の智にあらず。いかなるをか智といふべき。可・不可は一条なり。いかなるをか善といふ。まことの人は智もなく徳もなく、功... 2021.08.02 古典