古典 李徴の自尊心 隴西《ろうさい》の李徴《りちょう》は博学|才穎《さいえい》、天宝の末年、若くして名を虎榜《こぼう》に連ね、ついで江南尉《こうなんい》に補せられたが、性、狷介《けんかい》、自《みずか》ら恃《たの》むところ頗《すこぶ》る厚く、賤吏《せんり》に甘... 2020.05.12 古典
古典 山月記 中島敦 年度が替わりました。昨年は新型コロナウイルス肺炎が世界的に流行しました。まだ完全には治まっていません。今では、自粛の生活を強いられることはなくなりました。しかし、これを機に何かが変わりました。以前とは、社会の原理がどこか違います。たとえば、... 2020.05.11 古典
古典 下人のその後 下人の行方は、誰も知らない。 美鈴がトリになった。最後の一文だ。どんな風にまとめるのかな?「実は、この文は初め「下人は、既に、雨を冒して、京都の町へ強盗を働きに急ぎつゝあつた。」となっていました。それをこう書き改めました。その理由は何でし... 2020.05.05 古典