古典 《つらい気づき》 おやのまもりける人のむすめにいとしのひにあひてものらいひけるあひたに、おやのよふといひけれはいそきかへるとて、もをなむぬきおきていりにける、そののち、もをかへすとてよめる おきかせ あふまてのかたみとてこそととめけめなみたにうかふもくつなり... 2024.07.06 古典
古典 《形見の実際》 題しらす 読人しらす あふまてのかたみもわれはなにせむにみてもこころのなくさまなくに (744) 逢ふまでの形見も我は何せむに見ても心の慰まなくに 「題知らず 詠み人知らず 逢うまでの形見も私は何のために。見ても心が慰まないことよ。」 「何... 2024.07.05 古典
古典 《普遍的行為》 題しらす さかゐのひとさね おほそらはこひしきひとのかたみかはものおもふことになかめらるらむ (743) 大空は恋しき人の形見かは物思ふ毎に眺めらるらむ 「題知らず 酒井人真 大空は恋しい人の形見なのか。どうして物を思う毎に眺められるのだろ... 2024.07.04 古典