古典 《恋の誠》 題しらす みつね ささのはにおくはつしものよをさむみしみはつくともいろにいてめや (663) 笹の葉に置く初霜の夜を寒みしみはつくとも色に出でめや 「題知らず 躬恒 笹の葉に置く初霜が夜の寒さに凍るように、あなたを思っていても顔色に出すだろ... 2024.04.02 古典
古典 《誤解を解く》 題しらす みつね ふゆのいけにすむにほとりのつれもなくそこにかよふとひとにしらすな (662) 冬の池に住む鳰鳥のつれもなくそこに通ふと人に知らすな 「題知らず 躬恒 冬の池に住む鳰鳥が底に平気で潜るようにあなたのところに通うと人に知らせる... 2024.04.01 古典