古典 《旅に誘う花》 是貞のみこの家の歌合のうた としゆきの朝臣 あきののにやとりはすへしをみなへしなをむつましみたひならなくに (228) 秋の野に宿りはすべし女郎花名を睦ましみ旅ならなくに 「是貞親王の家の歌合わせの歌 敏行朝臣 秋の野に宿りはするのがいい... 2022.09.27 古典
古典 第二百十四段 恣意的な当て字 想夫恋(そふれん)といふ楽は、女、男を恋ふる故の名にはあらず。本は相府蓮、文字の通へるなり。晋の王倹、大臣として、家に蓮を植ゑて愛せし時の楽なり。これより大臣を蓮府といふ。廻忽(かいこつ)も廻鶻なり。廻鶻国とて、夷の、こはき国あり。その夷、... 2022.09.26 古典
古典 《女郎花のあだっぽさ》 僧正遍昭かもとにならへまかりける時に、をとこ山にてをみなへしを見てよめる ふるのいまみち をみなへしうしとみつつそゆきすくるをとこやまにしたてりとおもへは (227) 女郎花憂しと見つつぞ行き過ぐる男山にし立てりと思へば 「僧正遍昭の元に... 2022.09.24 古典