古典 風浪のしばしと惜む心 二日、なほおほつにとまれり。講師、ものさけなどおこせたり。 三日、おなじところなり。もしかぜなみのしばしとをしむこころやあらむ、こころもとなし。 二日、なほ大湊にとまれり。講師、物、酒などおこせたり。 三日、同じ所なり。もし風浪のしばしと惜... 2020.10.14 古典
古典 わびしい元日 元日、なほおなじとまりなり。白散をあるものよのまとてふなやかたにさしはさめりければ、かぜにふきならさせてうみにいれてえのまずなりぬ。いもしあらめもはがためもなし。かやうのものもなきくになり。もとめもおかず。ただおしあゆのくちをのみぞすふ。こ... 2020.10.13 古典
古典 「元日」の押鮎 元日、なほおなじとまりなり。白散をあるものよのまとてふなやかたにさしはさめりければ、かぜにふきならさせてうみにいれてえのまずなりぬ。いもしあらめもはがためもなし。かやうのものもなきくになり。もとめもおかず。ただおしあゆのくちをのみぞすふ。こ... 2020.10.11 古典