古典

この日記の性格

廿九日、・・・。 元日、・・・。 『土佐日記』は、フィクションであることが随所でわかるように書かれている。しかし、そのことを伝えながらも、反面真実味を加えることも忘れてはいない。それがこの日のことを何も書かなかった理由である。この日は、誰も...
古典

大晦日

廿九日、・・・。 元日、・・・。 問 三十日の記述が抜けている。この日記の中で抜けているのはこの日だけである。これは明らかに意図的である。作者はなぜこの日のことは何も書かなかったのか、その理由を考えなさい。
古典

物足りなさ

廿九日、おほみなとにとまれり。くすしふりはへてとうそ白散さけくはへてもてきたり。こころざしあるににたり。 問「こころざしあるににたり」から、「くすし」に対するどんな思いが読み取れるか、答えなさい。 薬師は、わざわざ屠蘇白散を届けてくれた。正...