古典 《春を待ち望む心》 ゆきのふりけるを見てよめる きのとものり ゆきふれはきことにはなそさきにけるいつれをうめとわきてをらまし (337) 雪降れば木毎に花ぞ咲きにけるいづれを梅と分きて折らまし 「雪が降ったのを見て詠んだ 紀友則 雪が降ると、木毎に花が咲いた... 2023.03.14 古典
古典 《梅の花の魅力》 雪のうちの梅花をよめる きのつらゆき うめのかのふりおけるゆきにまかひせはたれかことことわきてをらまし (336) 梅の香の降り置ける雪に紛ひせば誰かことごと分きて折らまし 「雪の中の梅の花を詠んだ 紀貫之 梅の香が降り置いている雪に紛れ... 2023.03.13 古典
古典 《雪の中の梅の香》 むめ花にゆきのふれるをよめる 小野たかむらの朝臣 はなのいろはゆきにましりてみえすともかをたににほへひとのしるへく (335) 花の色は雪に交じりて見えずとも香をだに匂へ人の知るべく 「梅の花に雪が降っているのを詠んだ 小野篁の朝臣 花の色... 2023.03.11 古典