古典 和歌の効用② しかあるのみにあらず。さざれいしにたとへ、つくば山にかけてきみをねがひ、よろこび身にすぎ、たのしび心にあまり、ふじのけぶりによそへて人をこひ、松虫のねにともをしのび、たかさご、すみの江のまつも、あひおひのやうにおぼえ、をとこ山のむかしをおも... 2021.04.07 古典
古典 和歌の効用① しかあるのみにあらず。さざれいしにたとへ、つくば山にかけてきみをねがひ、よろこび身にすぎ、たのしび心にあまり、ふじのけぶりによそへて人をこひ、松虫のねにともをしのび、たかさご、すみの江のまつも、あひおひのやうにおぼえ、をとこ山のむかしをおも... 2021.04.06 古典
古典 いまといにしえ 今の世中、いろにつき、人のこころ、花になりにけるより、あだなるうた、はかなきことのみいでくれば、いろごのみのいへに、むもれ木の人しれぬこととなりて、まめなるところには、花すすきほにいだすべきことにもあらずなりにたり。 花すすき:「穂に出づ」... 2021.04.05 古典