古典 吉野の雪 題しらす よみ人しらす はるかすみたてるやいつこみよしののよしののやまにゆきはふりつつ(3) 春霞立てるやいづこ美吉野の吉野の山に雪は降りつつ 「立春となれば、春霞が立つはずだ。しかし、どこに立っていると言うのか。... 2021.04.20 古典
古典 徒然草 吉田兼好 序段 つれづれなるままに日くらし、硯にむかひて、心にうつりゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。 つれづれなる:変化が無くて単調な様。手持ち無沙汰な様。 日くらし:日を暮らすこと。「ひぐらし」と濁っていないこ... 2021.04.19 古典
古典 これからの「国語教室」の進め方 これからの「国語教室」の進め方について書きます。このままのペースで『古今和歌集』を詠んでいくと、三年以上かかってしまいます。それでは少し退屈かも知れません。そこで、『古今和歌集』と並行して、別の作品も読んでいくことにします。つまり、日替わり... 2021.04.18 古典