古典 《友と愛でたい桜》 僧正遍昭によみておくりける これたかのみこ さくらはなちらはちらなむちらすとてふるさとひとのきてもみなくに (74) 桜花散らば散らなむ散らずとて古里人の来ても見なくに なむ:願望の終助詞。「・・・ほしい」 「僧正遍昭に詠んでおくった 惟... 2021.10.02 古典
古典 第六十三段 儀式の本質 後七日の阿闍梨、武者をあつむる事、いつとかや盗人にあひにけるより、宿直人とて、かくことごとしくなりにけり。一年の相は、この修中のありさまにこそ見ゆなれば、兵を用ゐん事、おだやかならぬことなり。 後七日:「後七日の後修法」。陰暦正月八日から七... 2021.10.01 古典